米へのこだわり

「酒・米・土・水・木」良い米造りへの取り組み

当蔵では、私たちにあった原料米を見極めるため、今までに非常に多くの米作りを試みてまいりました。

美山錦、五百万石、山田錦、山田穂(山田錦の母親)、日本晴、キヌヒカリ、八反、雄町、渡船(茨城県の酒米)、亀の尾系コシヒカリ等々。最終的に今は地元笠間産コシヒカリ100%で、醸造しています。

稲の一穂に付ける一粒一粒も念頭に於いた栽培を行っております。

こだわり その壱
銘柄に頼った選別はしない

銘柄に頼った選別はしない

唯単に銘柄に頼ったコメの選別は考えておらず、品種、品質は勿論、米粒の大きさ・重さ・形状・生育過程、土壌にもこだわった米のみを使用しております。

こだわり その弐
高品質米のみを使用

高品質米のみを使用

原料米は全て収穫後5ヶ月以内の半径5㎞以内の酒蔵と同一環境で収穫された新米のみを使用しており、古米、屑米は使用しておりません。古米は組成成分の変化が激しく変化していて、清酒には不適、等級も、最低一等米以上が必要と考えています。

こだわり その参
精米にこだわる

精米にこだわる

冬の寒冷期になってからの精米のみに限定しております。精米機の上部と下部では約30℃の温度差があります。仮に夏精米すると外気温+30℃で上部は60℃以上になります。寒冷期であれば、上部であっても最大30℃以下に抑える事が可能です。これによって、熱による成分組成の変化を防ぐことができます。

こだわり その肆
米の育つ水と仕込水がほぼ同じ

米の育つ水と仕込水がほぼ同じ

登熟前の米粒は液体になっています。この液体は、土壌からの水分を吸い上げて成り立っています。この米の育った水と仕込水がほど同一であることが重要です。

PAGE TOP