日本で初めて30%を超える精白をした蔵が弊社。当時は35%が山田錦の精白の限界と言われていました。山田錦は心白が大きい為、精白は30%が限界でした。山田錦を27%まで削った時は心白まで削っていました。その為、歩留まりが極めて悪く、ひたすら糠を増産している状態でした。より米の中心部分の組成だけで仕込みたく、結果的に半径5km以内のコシヒカリに辿り着きました。一時期は全量山田錦まで行ったのですが、あっさりと山田錦をやめてしまいました。その結果、正に、腑に落ちる純米大吟醸酒を造る事ができました。