お知らせ

春の息吹の中で

杜の中は風の音と鳥の囀りのみしか聞こえません。自然の息吹が圧倒的に感じられます。やはり、人はこの様な中でこそ、癒され、成長するのかも知れません。身体に帯びた余分な電子が放電されるのでしょうか。フィトンチッドの影響でしょうか。植物免疫とひとは恩恵が異なるからでしょうか。酒造りもこの様な環境の中でこそ、微生物が有機的に活性化して、より良き発酵に至るのかも知れません。ともすると、即物的に、酵母だけ、麹だけと考えてしまいますが、より深淵なる営みがあります。弊社生酛はコロナ抑制物質、5-アミノレブリン酸が410μg/100ccに含まれていました。その他の商品も200μg/100cc、150μg/100ccと、恐らく、誰もが想像だにしなかった数値だと思います。微生物、応用微生物の中に、得るべき知見が未だ未だ多々あるのかも知れません。世界のチーズと日本酒を楽しむと言う、マリアージュ講座(地元のNHK文化センター)も128回開催してきましたが、道遠く道半ばです。より発酵の深さを考え、少しでも多くのみなさまにお伝えして参りたいと思っています。

一覧へ戻る
PAGE TOP