中々日程の調整ができずウィークデイの開催になってしまいましたが、5月2日(火)、開催致しました。酒蔵見学を始めたのは最初であったかも知れません。本日いらして頂いたお客様も、神官の皆様も精霊な土地と仰って頂いて、こころが洗われるとの言葉を頂きました。一冬の成果をみなさまにお披露目したく、忌憚のないご意見も賜りたく、御礼も申し上げたく、毎年開催してきました。一時期、コロナ禍で中断しておりましたが、昨年より少しずつ開催して参りました。春の花が咲き誇る中、酒蔵の自然と共に新酒を酌み交わして頂きました。お忙しい中、ご遠路お越し頂きまして、ありがとうございました。元々、春の蔵開きは新酒「あらばしり」のお披露目でした。昔、あらばしりは蔵内で、蔵人が新酒のできを確認する時の正に、垂れ口からの走りの酒でした。この一瞬に、神経を研ぎ澄ませ、品質を確認したものです。この蔵内の蔵人しか仕事として確認できなかったあらばしりをお客様共々、ご一緒に体感頂きたく、垂れ口あらばしりの出荷が始まりました。今回は郷乃譽、山桜桃、生酛郷乃譽、郷乃譽黒金、の其々垂れ口あらばしりと霞山生々のレギュラーを楽しんで頂きました。次回は秋の開催を予定しております。是非、奮ってご参加頂ければ幸いです。ご来場、ありがとうございました。