本日、掲題分析結果が届きました。こちらも、驚いています。過日、国立学校法人長崎大学(長崎市文教町1-14)とネオファーマジャパン株式会社(千代田区富士見町2-10-2)が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の原因ウイルスSARS-Co-V-2)に5=アミノレブリン酸が強い感染抑制効果があることを発表しました。過日、その中で、清酒が一般食品よりも遥かに高い含有量を示していることをブログでお伝えし、些か古いデータなので、最新のデータのアップ・デイトが望まれる内容をお伝えしました。

　同時に弊社の伝統的手法である酒造りの商品がどれぐらい含有されているかを解析依頼したところ、上記解析結果が届きました。

　レギュラー商品、純米大吟醸酒 郷乃譽 無濾過・生々が150μg/100g、純米大吟醸酒 花薫光 無濾過・生々が100μg/100g、

生酛純米大吟醸酒 郷乃譽 無濾過・生貯蔵酒は410μg/100gと言う、特筆すべき結果(添付:一般財団法人日本食品分析センター分析試験成績書)となりました。

　有り難いことです。健康は「普段の食生活からの自然摂取」を念頭に代々受け継いで来ただけに、正に、先人の長い経験、歴史からの生活の重要な知恵だったのでしょう。

　当初、分析依頼をした所、これまでの清酒の分析では殆どが定量下限以下(20μg/100g以下)で測定出來なかったと聞いておりましたので、多分、あまり、計測されないのではと想っておりましたが、これまで拝見して来た数値を上回る結果に、驚いております。

　弊社は技術革新蔵でありながら、造りの本流を頑なに守って来た酒蔵です。先祖の教え、本流は、やはり大切だと、改めて、深く感謝しております。

　ワインのポリフェノールと同じで、大量に摂取すれば良いかと言えば、そうでは無いことは明らかで、直接的にその効果を示すものではありません。まだ、含有量が多いと言う段階ですので、誤解なき様に、お願い致します。やはり、日常生活の中で、通常に召し上がる量で、召し上がって頂くのが最良と想っております。召し上がり過ぎません様、どうぞよろしくお願い致します。

　日本の発酵技術の素晴らしさと感謝しております。パスツールが低温殺菌を発見する約300年近く前、清酒業界では低温殺菌を行っておりました。その技術の素晴らしさを聞いた当時の訪日の技術者が自国に報告したところ、大変驚嘆したとの史実があります。

　「日本の発酵」、「日本の食生活」を見つめ直すのも良い機会かも知れません。海外では日本の飲料、食生活が常に注目されている中、国内でも、より一層注目されれば、有り難いと思っております。

　「5-ALA」情報を最初の連絡頂いたのは当方が地元NHK文化センターで開催している日本酒講座を受講して頂いている方からでした。

　　　　　　　　　　　　みなさまに、

感謝。